色彩豊かな押し花並ぶ 27日まで華裕会展

 和歌山市の山本裕美子さん(62)が主宰する「華裕会」は27日まで、「押し花展華裕会~いやされて華~」を同市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで開いている。

 2年に1度開いており今回は6回目。

 会場には、さまざまな風景や、「空へ」「花に包まれて」といった会員が思い思いに選んだテーマを色彩豊かに押し花で表現した約50点が展示されている。

 山本さんによると、花の美しい色を損なうことなく「押す」のが最も大切で、花や葉によって重石の重さを変えて乾燥させるという。 植物を採集する楽しみと、絵画を描くように押し花を重ねて一枚の額に仕上げた時の達成感が魅力と話す山本さんは「たくさんの方々に押し花の楽しさを知っていただきたい」と多くの人の来場を呼び掛けている。

 来場した同市の西川一子さんは「素敵な作品ばかりで感動しました」と笑顔で話していた。

 午前10時~午後5時(最終日3時)。問い合わせは山本さん(℡090・2353・1906)。

絵画のような押し花の作品が並ぶ

絵画のような押し花の作品が並ぶ

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