年末の事故、犯罪防止へ 交安運動スタート
交通安全や防犯の啓発を強化する「わかやま冬の交通安全運動」と「年末特別警戒」が1日から始まる。海南市の海南署(島泰弘署長)は11月30日に出発式を行い、犯罪被害、事故ともにゼロを目指し、士気を高めた。
交安運動は10日、警戒は31日まで。忘年会などで飲酒の機会が増え、日暮れが早くなる時季に、交通事故、万引や詐欺などの犯罪を防ごうと、県内各所で啓発活動が行われる。
出発式には署員約40人が参加し、島署長から訓示を受けた後、交通課の加藤賢治課長が出発申告し、パトカーなど約10台が出発した。
同署は、金融機関やスーパーへの立ち入り警戒の他、10月に市内に設けた、生活道路に時速30㌔の速度規制を行う「ゾーン30」の周知などに取り組む。
島署長は「街頭に警察官の姿を多く見せることで、交通事故や犯罪の抑止につなげたい」と話した。
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