学習到達度を調査 県教委が小中生対象に

 本年度の学習内容の定着状況を確認する県教育委員会の県学習到達度調査が6日、県内の小中学校で実施された。

 定着状況の把握とともに、指導法の工夫改善のために行っており、今回は小学校、特別支援学校小学部の4~6年生約2万3000人、中学校、特別支援学校中学部の1・2年生約1万5800人が対象。小学校では国語と算数、中学校では国語と数学の2教科で試験が行われた。ことし4月から11月までの学習内容について、基礎的問題と身に付けた知識と技能を活用する問題が出題された。

 和歌山市立伏虎中学校(同市七番丁、林素秀校長)では1・2年生約120人が受験。試験問題を配布された生徒は、教員の説明を聞きながら開始の合図を待ち、チャイムが鳴ると一斉に問題に取り組んでいた。

 調査の結果は来年2月上旬ごろに発表される予定。

試験に取り組む生徒

試験に取り組む生徒

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