もうすぐお正月 公立小中の冬休み始まる

県内のほとんどの公立小中学校で22日、2学期の終業式が行われ、冬休みが始まった。海南市立北野上小学校(片桐宏校長、児童83人)では式に合わせて地域団体「ななさとコミュニティ協議会」がポン菓子を児童にプレゼントし、2学期最後の楽しい思い出をつくった。

同協議会の沖照之さん、宗泰雄さん、宗秀昭さんが訪れ、ポン菓子機を用いて作業。1、2年生は工程を見学し、火にかけられた釜が「ポン!」と大きな音を立て、ポン菓子が登場すると拍手をして大喜び。ポン菓子に飴を混ぜ、周囲に香ばしく、甘い香りが漂い始めると、食べるのを笑顔で心待ちにしていた。

ポン菓子は一人分ずつ包装され、下校時に配布した。沖さんは「地域の中ですくすく育ってほしい。3学期に一回り大きくなったみんなに会いたいですね」と話していた。

本紙エリアでは同日、和歌山市、海南市、紀美野町の小中学校、紀の川市の小学校(旧貴志川町内4校を除く)で終業式があり、岩出市の小中学校は26日に行われる。2学期制の紀の川市の中学校、同町4校は23日から冬季休業に入る。

興味津々にポン菓子作りを見つめる児童ら

興味津々にポン菓子作りを見つめる児童ら

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