郷土ぬりえで魅力再発見 パパチカ第3弾
和歌山市を中心に活動している父親の育児サークル「パパチカ」(中嶋繁樹代表、会員25人)がこのほど、第3弾となる「わかやまのぬりえ」(B5判、全19㌻)を発行した。今回は、これまでの市内から市外にテーマを広げ、さまざまな観光名所や自然、食、文化を子ども向けのイラストで紹介している。冊子は、同サークルホームページ(http://papachika.ikora.tv/)からダウンロードできる。
ぬりえを通じて父親と子どもがふれあい、ふるさとの魅力を伝えようと作成。
今回の冊子では「よしむねのどうぞう」「さぎのもりべついん」「こうやさん」「はまぐちごりょう」「さなだゆきむら」などの県ゆかりの偉人や名所の他、「わかやまのみかん」「うめ」などの食も取り上げている。
1万5000冊を印刷し、一部を市内の幼稚園や保育所の他、学童保育「若竹学級」に配布した。配布先からは、「次の作品を楽しみにしていた」と大きな反響があった。第1弾は同市の「わかやまの底力・市民提案実施事業」の交付対象事業としてスタートしたが、第2弾と今回は、地元企業などの協賛を得て製本費用を集めて発行した。
同団体の広報担当で、1男1女の父親の額田康夫さん(42)は、「子どもたちに和歌山のことを知ってもらい、地元をもっと好きになるきっかけにしてほしい」と話し、3女の父親であり同団体メンバーでお笑い芸人の池田憲彦さん(36)は、「配布先ではとても喜んでもらい、お笑いの仕事とは違った笑顔をもらい感激しました」と反響を喜んだ。
ぬりえや活動の問い合わせは同サークル事務局(℡090・6551・1287、メールpapachikawakayama@yahoo.co.jp)まで。
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