十日戎向け福多く 柿本神社で縁起物準備

商売繁盛などを祈る「十日戎(えびす)」(9~11日)を前に、各神社で着々と縁起物の準備が進められている。海南市日方の伊勢部柿本神社(塩﨑昇宮司)では6日から、敬神婦人会「睦会」が、参拝者に授与する「福笹」や「熊手」の奉製を行っている。

同神社では同日から3日間をかけて福笹、熊手、三ツ俵、みのといった縁起物を準備している。作業は参集殿広間で行われ、初日は氏子が栽培するササを用いた福笹作りが行われた。

塩﨑宮司によると、ことしのササは枝振りが良好で華やか。この日は会員約20人が参加し、千両箱や大判、俵などの吉兆を一つひとつ丹精込めて結び付けていった。

ササに吉兆を付けていく会員たち

ササに吉兆を付けていく会員たち

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