薬物銃器犯罪の根絶を AKB山本さんら
警察庁と県警本部主催の「薬物銃器犯罪根絶の集い・和歌山大会」が5日、和歌山市中のイオンモール和歌山ヒルズコートで開かれ、アイドルグループ「AKB48」チーム8県代表の山本瑠香さんによる大会宣言や啓発トークなどに、多くの来場者が熱心に耳を傾けた。
大会は県警音楽隊の演奏で華やかに開幕。
県立医科大学薬理学教室の岸岡史郎教授が、薬物乱用の現状などをデータを示して紹介し、防止を呼び掛ける「啓発トーク」を行った。
警察庁組織犯罪対策部薬物銃器対策課の二重作剛課長補佐は「けん銃110番報奨制度」を紹介し、「制度を導入してことしで9年目となり、数十丁の銃の押収につながっている。小さなことでも検挙に結び付くことがあるので情報を」と呼び掛けた。
大会宣言では、山本さんが「薬物に許すな心 渡すな体」「拳銃を根絶しよう 社会の力」を合言葉とする宣言文を力強く読み上げ、採択された。
山本さんは「このイベントを通じて薬物銃器犯罪の恐ろしさを知ることができたので、県代表として同世代に伝えていきたい」と話していた。
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