1~3号機を順次運転休止 関電海南発電所
関西電力㈱は16日、海南市船尾の海南発電所について、1~3号機の運転を4月以降、順次休止すると発表した。
節電の定着や省エネの進展などによる管内の電力需要減少を理由としている。すでに定期検査に入っている1、2号機については4月1日から運転を休止し、6月に定期検査の期限を迎える3号機も、6月9日から休止する。運転休止の期間中は定期検査を行わない。4号機は運転を継続する。
同発電所1、2号機は昭和45年に、3、4号機はそれぞれ同49、48年に運転を開始した。重油や原油を燃料としており、定格出力は1、2号機が45万㌔㍗、3、4号機が60万㌔㍗。
同社は運転再開の時期について「電力需要の動向などを踏まえて判断する」としている。
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