心込め餅まき準備  柿本神社で春祭に向け

五穀豊穣などを祈る、伊勢部柿本神社(海南市日方、塩﨑昇宮司)の「春祭」が9日、同神社で行われる。7日には、同神社敬神婦人会と奉賛会の約40人が集まり、春祭で行う餅まきの準備を進めた。

作業は参集殿で行い、男性は氏子らから寄付された餅米約320㌔を蒸し器と餅つき機をフル稼働させて餅に。出来上がった餅は2階の大広間に運ばれ、つきたての甘い匂いが漂う中、同婦人会の女性が心を込めて手際よく、大小の丸、大判、小判などの形に整えていった。

広間には餅がずらりと並び、食紅で「福」「寿」「桜」といった文字が入れられた。塩﨑宮司(49)は「まちや皆さまのご家庭が繁栄しますようにと願い、盛大に餅まきを行いたいですね」と話している。

春祭は午後1時から祭典、2時から日方地区戦没者慰霊祭、3時半から餅まき。餅まきは小雨決行で、荒天などにより中止の場合は配布。問い合わせは同神社(℡073・482・1466)。

大広間に並んだ餅

大広間に並んだ餅

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