通学路の安全呼び掛け 県警本部長が啓発

春の交通安全運動(6~15日)の全国一斉取り締まりが12日、県内各地の通学路を中心に実施され、交通取り締まりを行うとともに、車や通行人に交通安全を呼び掛けた。

和歌山北署管内では同日朝、市立松江小学校の通学路に指定され、平日午前7時30分から8時30分まで軽車両を除き車両通行禁止になっている約200㍍の狭い路地で、宮沢忠孝県警本部長が参加して、啓発活動と取り締まりを展開。信号の順守や道路への飛び出し禁止などを示したチラシを、児童らに手渡した。

宮沢本部長は「特に注意が薄れる時期なので、新1年生の登下校には、ドライバーが普段以上に慎重に運転し、事故を起こさないようにしていただきたい」と話していた。

同所で実施された通行禁止の取り締まりでは、抜け道として侵入してきた車やバイク計10台ほどを道交法違反で検挙した。

児童らに啓発チラシを配る宮沢本部長(中央)

児童らに啓発チラシを配る宮沢本部長(中央)

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