初の世界大会挑戦 北高レスリング岡本選手
JOCジュニアオリンピックカップ「全日本ジュニアレスリング選手権大会」(4月22~23日、神奈川県・横浜文化体育館)に出場した県立和歌山北高校2年の岡本景虎選手(16)が男子カデットの部グレコローマンスタイル46㌔級で優勝し、9月に行われる世界カデット選手権への切符を手にした。
同階級には16人が出場。岡本選手はもともと得意としてきた、相手を押してプレッシャーを与えていく戦法をさらに強化して大会に挑んだ。プレッシャーを与えるとその分相手からの返しも強くなり、技をかけやすくなるという。
強化した戦法は功を奏し、試合は順調に勝ち進んだ。1回戦から準決勝までの3試合は相手に1ポイントも与えない圧勝で、決勝は多度津高校(香川)の山根典哲選手と対戦。手足が長く、体が柔らかい山根選手との試合はやりづらかったというが、7―1で勝利を収めた。
出場権を得た世界カデット選手権は、岡本選手にとって初めて挑む国際大会。世界にはどれくらい強い選手がいるかは分からない上、日本人と外国人選手では体格にも力にも差があるが、「力をつけて、勇気を持って投げられるようなレスリングをしたい」と意気込む。
現在は練習はもちろん、負荷を大きくしたり、時間をかけたりして筋力トレーニングも強化している。プレッシャーを与えていく押しの強さ、投げの正確さも磨いていく。
岡本選手は「出るからには優勝したい。優勝目指して、これまで以上に練習を頑張りたい」と話している。
世界カデット選手権は9月5~10日、ギリシャのアテネで開かれる予定。
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