たま神社に舞妓はん 大京都展の大入り祈願
和歌山市友田町の近鉄百貨店和歌山店で17日に始まった物産展「大京都展」に合わせ、京都名店会の関係者と京都・宮川町の舞妓(まいこ)ふく珠さん(18)が16日、紀の川市の和歌山電鐵貴志駅を訪れ、たま神社で大入りを祈願した。大京都展は23日までの7日間。
京都名店会は、京都市内を中心とする京都の名産品を扱う店で構成し、全国の百貨店で京都物産展を実施。近鉄和歌山店での開催は7回目を迎え、毎年多くの買い物客でにぎわっている。
同会の役員やふく珠さんらは電車で貴志駅を訪問。たま神社で大入りを祈願し、たま2世駅長「ニタマ」も歓迎した。駅舎を訪れた観光客らに名物の八ツ橋を配布し、大京都展をPRした。
初めて和歌山を訪れたというふく珠さんは「同じ『たま』という名前がつくので、以前から来てみたいと思っていた」と、たま神社参拝とニタマとの念願の面会を喜び、「皆さんぜひ来ておくれやす」と呼び掛けた。
大京都展は50以上の店が並び、京都の伝統の味や工芸品を展示・販売する。近鉄和歌山店の新店開店30周年を記念したコラボ商品も用意。観光コーナーやイベントコーナーを設け、18、20、21日は舞妓による舞の披露を企画している。
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