認証45周年祝い式典 ソロプチミスト和歌山

女性と女児の生活向上を目的に活動する奉仕団体「国際ソロプチミスト和歌山」(掛下まゆみ会長)の認証45周年を祝う記念式典が17日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティホテルで行われ、会員や関係者らで節目を祝った。

同団体は日本で19番目のクラブとして、昭和47年5月に認証された。現在は44人が在籍し、女子中高生へのキャリアサポートやHIV予防の出前授業など、地域に根差した活動を展開。本年度は「つなぎ合う心と心、夢いっぱいの明日へ」をテーマに、45周年を記念したチャリティーバザーや落語の会を開いている。

式典で掛下会長は「45周年を迎えることができ、皆さまのお力添えに感謝します。子どもたちが平等に教育が受けられるよう、さまざまな活動を続けてきました」とあいさつ。45周年を記念し、児童福祉施設や子どもの教育・食事支援を行う団体など7団体に寄付金を贈呈した。

このうち、東日本大震災以降、同団体と交流を続ける岩手県陸前高田市のNPO法人まぁむたかたの荻原直子代表も駆け付け、被災地の現状や女性を取り巻く諸問題について報告。「以前のまち以上のまちをつくっていきたいと思います」と声を震わせながら支援に感謝した。

共に同団体が支援・交流する、紀美野町の、りら創造芸術高校の生徒が日本舞踊やタップダンスを、和歌山大学吹奏楽団が華やかな祝賀演奏で式典に花を添えた。

和歌山大学吹奏楽団も45周年を祝福

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