維新・栄氏が出馬へ 衆院選2区は4氏に

 10日公示、22日投開票の衆院選に、日本維新の会県総支部常任幹事の栄隆則氏(53)=紀の川市=が2区から出馬の意向を固めたことが分かった。栄氏は4日、大阪市内で同党幹部と面会している。公認が得られれば、近く正式に立候補を表明する。

 2区への擁立を模索してきた県総支部代表代行の林隆一和歌山市議が、11月に行われる紀の川市議選への立候補準備を進めていた栄氏に出馬を打診し、了承を得たという。

 林氏は「2区はかつて党から国会議員が誕生し、われわれの地盤という思いがある。限られた時間の中、最大限の力で挑む」、栄氏は「地方の現状を訴えるため、紀の川市から声を上げたいと決意した。実績を残しているのは維新。勝負をしたい」と話した。

 2区には自民党前職・石田真敏氏(65)、希望の党新人・坂田隆徳氏(38)、共産党新人・下村雅洋氏(62)が立候補を予定している。

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