地域振興へ要望書 市30年度予算で商議所

 和歌山商工会議所は20日、片山博臣会頭ら役員が和歌山県和歌山市役所を訪れ、尾花正啓市長に市の平成30年度予算編成について要望を行った。

 要望書には、繊維工業、機械金属工業、化学工業など同商議所の13部会と女性会からの意見をまとめた。中心市街地の活性化、海外への販路開拓支援のための補助金の拡充、IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致の実現、コンベンション(大規模な催し)開催機能を意識したまちづくりなどを要望している。

 市役所には同会議所の役員12人が訪れ、要望の内容を尾花市長に説明。片山会頭は「幅広い業務にお力添えをいただきたい」と求め、尾花市長は「毎年この懇談会を楽しみにしている。皆さんと共に和歌山を盛り上げたい」と述べた。 

 同会議所総務財政委員長の井手幸男・井手印刷㈱社長は「尾花市長と意見を交換し、要望などを伝えることのできる機会は大変ありがたい」と話していた。

尾花市長(手前)に要望を説明する片山会頭

尾花市長(手前)に要望を説明する片山会頭

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