智弁がセンバツ確実 近畿大会で決勝進出

平成29年度秋季近畿地区高校野球大会は3日、大阪シティ信用金庫スタジアムで準々決勝4試合があり、第1試合で智弁が法隆寺国際(奈良3位)と対戦。本塁打2本を含む15安打を放ち11―4の7回コールド勝ち。4強に進出し、来春の選抜大会の出場をほぼ確実とした。

法隆寺国際 3 0 0 0 0 0 1 4
智弁 2 1 1 4 0 2 1x 11

(7回コールド)

〔法〕柚留木―木下〔智〕平田―東妻▽本塁打=黒川、文元(智)▽2塁打=木下(法)黒川、神先、平田、冨田、西川(智)

4年ぶりの選抜出場に大きく前進した。試合は初回に3点を許すも2回に同点に追い付くと、続く3回は先頭の黒川の右本塁打で逆転に成功。4回は3連打を含む長短5安打を集め4点を加えた。6回には文元の2点本塁打でリードを広げ、コールドとなる西川の適時打で試合を決めた。

伝統の強打は健在だ。3番に座った1年生の黒川は4打数4安打3打点と爆発。7番の東妻が3安打を放つなど、初戦に続く二桁安打、二桁得点で快勝した。

高嶋仁監督は「打つ方はいい状態。平田も本調子でない中よく投げてくれた」と振り返り、「ベスト8だとオフ期間にもんもんと過ごすことになる。勝ってホッとした」と勝利を喜んだ。

4日は準決勝が行われ、智弁は乙訓(京都1位)を5―4のサヨナラ勝ちで下し、決勝進出を決めた。

乙訓 1 0 0 0 1 0 1 0 1 4
智弁 2 0 1 0 0 0 0 0 2 5
3回、右本塁打を放つ黒川。4打数4安打と爆発した

3回、右本塁打を放つ黒川。4打数4安打と爆発した

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