自由な絵画表現20点 6日まで旺玄会支部
85年の歴史を持つ公募美術団体「旺玄会」の和歌山支部第40回展が6日まで、和歌山県和歌山市湊通丁南のギャラリー白石で開かれている。
支部展は2年に1度の開催。教室の指導者を含めた8人が油彩画と水彩画、日本画約20点を展示している。
会場には、時間の経過を感じさせる松間弘支部長のリサイクル材を描いた写実的な油彩画、中島宣子さんのショーウインドーをテーマに表現したモダンな作品、色鮮やかで爽やかな中井裕子さんの日本画「楽園」などが並ぶ。
訪れた女性は「現代的な感覚を取り入れた日本画が特に印象的」とじっくりと鑑賞。松間支部長(77)は「会員の中には関西展や中央展で高い評価を受けるメンバーもいます。
ここは誰もが自由に作品を発表できる場。会に加わってくれる方が増えればうれしい」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは松間さん(℡073・431・6821)。
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