ドラマはこれからです。 ――政界再編、戦国時代
衆議院総選挙が終わりました。皆さんのおかげで、4期連続で小選挙区の議席を守ることができました。感謝の思いでいっぱいです。今回、岸本周平が勝てたのは、決して岸本周平が強かったわけではありません。すべて、応援団の皆さんのおかげです。草の根の勝利です。
今回の選挙は、民進党の衆議院議員の全員移動という、前原さんの突然の決断から始まりました。ただ、ただ、安倍政権の強引で無茶苦茶な政策を止めるにはどうしても数の力が必要だとみんな思ったのです。指をくわえて、ありえない政策を通されてどんなに悔しい思いをしたか、みんなそのためにこの決断を飲み込みました。しかし、「排除」という発言の後の希望の党へのバッシングは、ご存知の通りです。なぜ私が無所属で出馬しなかったのか。無所属では国会でほぼ質問することができないからです。それだと何のための和歌山1区の代表でしょう。私は、あえていばらの道を選びました。そして岸本はブレたと、めちゃくちゃに叩かれました。
しかしそんな時にも、それでも「周平がんばれ!」と言ってくださった皆さん。悪口を言われる中で、私の政治理念と政策が1ミリも変わってないことを信じてくださった皆さんのおかげです。皆さんの年金を守ります。弱者に寄り添い、守り抜きます。憲法の平和主義は必ず守ります。個人の自由や権利はとことん守ります。そして、和歌山の発展のために、若者やシニアの皆さんとも一緒になって、おもしろい仕組みをつくっていきます。
今から新しいドラマをはじめることができます。政界再編はこれからです。希望の党は、寛容なリベラル保守。みんなで数をとろうという話から、たった1カ月足らずの間、驚くことがたくさんありました。これから、まだまだびっくりするような動きが起こることでしょう。それでも、どんなことがあっても、皆さんにはわかってもらえると信じています。這いあがってきた仲間と一緒に、中道の政治、どまん中をどうやって貫くか。大きな壁を動かすには知恵と戦略が必要なのです。戦国時代と同じです。皆さんが、「周平を応援して、面白かったなあ」そう言ってもらえるよう頑張ります。ドラマはこれからです。今回の皆さんの投票が無駄でなかったことを体当たりの行動で示したいと思います。
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