中小企業支援を 県商議所連合会が県に要望

和歌山県内7市の商工会議所で構成する県商工会議所連合会は7日、役員らが県庁の仁坂吉伸知事を訪問し、中小企業支援の強化や観光誘客の促進など、県の平成30年度予算編成への要望を行った。

訪問したのは、片山博臣和歌山商工会議所会頭ら7商議所の役員24人。片山会頭は県内の共通課題として「景気は緩やかに回復しているものの、地方の中小企業にまで行き届いていない。中小企業対策などの予算の拡充をお願いしたい」と求めた。

各商議所ごとの要望も盛り込み、和歌山商議所は小中学生を対象とするロボカップジュニア和歌山大会の開催支援、中心市街地の活性化と街づくりの一体的推進などを要望。海南商議所は和歌山下津港海南地区の津波対策事業の早期完成、「鈴木屋敷」の復元と藤白神社や周辺整備の支援などを求めた。

仁坂知事㊨に要望書を手渡す片山会頭

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