ことしはワッフル生地 わかやまポンチ発売

 和歌山大学付属小学校(和歌山県和歌山市吹上、今村律子校長)の4年生と㈱ファミリーマートが共同開発した県産フルーツたっぷりのご当地スイーツ「わかやまポンチ」の新商品の販売が、14日にスタート。商品開発した児童が〝子ども店長〟としてファミリーマート県庁正門前店と和歌山ロイネット店で商品のPRを行った。

 共同開発は8年目。児童は7月に商品の試作コンペを行い、10月に試食会を実施。県産ジャバラ果汁使用の蜂蜜ジャバラムースに県産の梅ジャムを使った梅ソース、ブドウソースとキウイ、黄桃をワッフル生地で包んだ手に持って食べられる新しいスタイルのわかやまポンチが完成した。

 児童は雨の中、店のそばの特設テントで販売。「おいしい和歌山ポンチいかがですかー!」と買い物客に大きな声で売り込んだ。店内のレジでも児童が接客し、スタッフに教えてもらいながらレジ打ちを体験した。きいちゃんや同社のCMでおなじみのファミチキ先輩、環境キャラクターのエコロンも参加して商品をPRした。

 脇田多葉紗さん(10)は「販売のお手伝いが楽しかった。わかやまポンチはいっぱい売れて良かった」、前田倫太朗君(10)は「レジを打つのが楽しかった。友達のお母さんも買いに来てくれてうれしかった」と仕事を楽しんだ様子だった。

 わかやまポンチは14日から1カ月間、関西地方のファミリーマート、サークルK、サンクス約2800店舗で販売されている。

わかやまポンチを販売する児童

わかやまポンチを販売する児童

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧