新年は和菓子で語らい 駿河屋正月ようかん
老舗和菓子店の総本家駿河屋(岡本良太社長)は迎春菓子として、ようかんと干支(えと)せんべいを販売。和歌山県和歌山市駿河町の駿河町本舗では28日、岡本社長が店頭に門松としめ縄を飾り付けて正月準備を整えた。
来年1月に行われる恒例の宮中行事「歌会始」のお題「語」にちなんだ「御題羊羹(ようかん)『語』」は、新年の華やかさを感じさせる薄紅色のようかんに、五色の豆で人々が集いにぎやかに語らう様子を表している。
干支せんべいは、同社の代表菓子である和歌浦せんべいに愛らしい犬のデザインを焼印。同店の包装紙にも印刷されている松、梅、笹を丸みのある犬にあしらっている。
岡本社長は「来春には市内小倉に新工場も完成予定。新たなお客さまに出会えるよう、一歩先を見据え地域の皆さまに喜んでいただけるような商品を提供していきたい」と話していた。
ようかんは1本1296円(税込み)、干支せんべいは16枚入り486円(同)。31日まで通常営業。新年は3日から営業する。
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