北方領土返還訴え 県民会議が駅前等で啓発
政府が定めた今月7日の「北方領土の日」を前に北方領土返還要求運動県民会議(会長=尾﨑太郎県議会議長)は1日、県内12カ所の駅前などで啓発活動を行った。
同会議は1981年12月12日に設立し、120団体が加盟(1月現在)。和歌山県民に北方領土問題をより知ってもらおうと、84年から毎年啓発活動を実施している。ことしは約150人が参加、啓発物6000部を用意した。
JR和歌山駅前では会長の他、和歌山青年会議所や加盟団体のメンバー約50人が活動。そろいのたすきを掛け、「北方領土の日」や加盟団体一覧を記した啓発チラシとボールペンのセット約2100部を駅の利用者に配布。「2月7日は北方領土の日です」「北方領土運動の啓発中です」などと呼び掛けながら手渡した。
尾﨑会長は「力を入れて返還の後押しをしたい。県民の関心が低下しないよう、機運を高めていきたい」と話していた。
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