高野山奥之院1位 ディープジャパン15選

 日本経済新聞の土曜版「NIKKEIプラス1」の外国人が次に目指す「ディープジャパン」15選で、和歌山県高野町の高野山奥之院が1位に選ばれた。

 調査方法は、訪日経験のある外国人が次に行きたいと考えそうな観光地を全国から29カ所選出。滞在期間が2週間程度と長くて地方都市を訪れる機会が多いとされているアメリカ人とオーストラリア人各144人(20~60代)を対象に、昨年12月下旬にインターネット調査会社を通じて、それぞれが5カ所ずつ選んだ観光地を集計した。集計結果の延べ人数の多い順番でランキングを決めた。

 高野山奥之院は約2㌔ある参道の両側に約1300本の杉木立があり、20万基以上の諸大名らの墓石や慰霊碑が立ち並ぶ。巨木に囲まれた古い墓碑や供養塔が広がる神聖な雰囲気、宿坊での体験、英語情報の多さなどが高く評価された。

 2位は鋸山(千葉県鋸南町・富津市)、3位は祖谷かずら橋(徳島県三好市)、4位は三渓園(神奈川県横浜市)、5位は貴船(京都府京都市)だった。

雪の高野山奥之院

雪の高野山奥之院

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧