独創的な6人の30点 和大生の卒業製作展

和歌山大学教育学部美術専攻と同大学院教育学研究科美術教育領域の学生による2017年度の卒業・修了製作展が26日まで、和歌山県和歌山市小松原通の県民文化会館中展示室で開かれている。

学部生5人と大学院生1人の6人が、絵画や陶芸など約30点を出品。表面に凹凸のあるものの上に紙をかぶせてこすり、模様を浮かび上がらせるフロッタージュと呼ばれる技法を用いた車の作品や、人間の足がテーブルの脚になっている作品など独創的なものが並ぶ。

学部生の山本加那さんは「一人ひとり全然違うものを作っているので個性がにじみ出ています。どんな人が作ったか想像しながら見ていただければうれしい」と話している。

午前9時から午後5時(最終日は3時)まで。問い合わせは同所(℡073・436・1331)。出品者は次の皆さん。

【学部生】岡田有加▽久保遥那▽宮畑あずさ▽村山優子▽山本加那【大学院生】大江みどり

作品に見入る来場者

作品に見入る来場者

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