冬眠明けはタケノコもぐもぐ ベニー目覚め

 和歌山公園動物園(和歌山県和歌山市一番丁)の園長、ツキノワグマのベニー(雌、推定24歳)が23日、冬眠から目覚め、昨年12月28日以来、約3カ月ぶりに来園者の前に姿を現した。

 冬眠中は園舎内のわらのベッドで体を温め、食パンやバナナ、サツマイモなどを2日に1回食べ、春の訪れを待った。

 園舎から出てきたベニーはまだ眠そうな様子で、蜂蜜を塗った春の味覚タケノコを食べた。

 市和歌山城整備企画課の中島悠さんは「ことしは和歌山城天守閣再建60周年ということで、ベニーと一緒に和歌山公園を盛り上げていきたい」と話し、祖父と一緒に訪れた大谷理陽人君(2)は「ベニーかわいい。大好き」と柵に身を寄せて笑顔で話した。

蜂蜜を塗ったタケノコを食べるベニー園長

蜂蜜を塗ったタケノコを食べるベニー園長

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