県が堺ブレイザーズのホームに 覚書調印

 バレーボールの国内最高峰、Vリーグに所属する堺ブレイザーズが県をホームタウンとすることが決まり、和歌山県とチームを運営する㈱ブレイザーズスポーツクラブ(大山徹二社長)は8日、県庁で連携協力に関する覚書に調印した。

 堺ブレイザーズは大阪府堺市に拠点を置く男子チーム。これまでも県内で公式戦のホームゲームを開いており、Vリーグが2018/2019シーズンから新リーグに移行するのに合わせ、堺市、北九州市と並んで県をホームタウンとすることを決めた。

 覚書の調印により県と同社は、バレーボールをはじめとするスポーツを通じて県民に夢や希望、感動を与え、県のスポーツ発展の一助となることを目指して連携・協働していく。

 調印式には、県側から仁坂吉伸知事や宮下和己教育長、チーム側から大山社長、田中幹保顧問、角南裕也管理部長、真保綱一郎監督、佐川翔選手らが出席。仁坂知事と大山社長が覚書に署名した。

 仁坂知事は「和歌山のチームでもあると考えて応援しないといけない。皆で見に行って応援したい」と述べ、大山社長は「和歌山の子どもたちに応援してもらえるように強いチームにしたい。いつも優勝争いに絡めるチームを目指して頑張りたい」と話した。和歌山市の開智高校出身の佐川翔選手は「一個人としてこの地で活躍し、『佐川頑張ってるな』と思ってもらいたい」と意気込みを語った。

連携の覚書に調印した仁坂知事(左から4人目)、大山社長(同3人目)、佐川選手(同6人目)ら

連携の覚書に調印した仁坂知事(左から4人目)、大山社長(同3人目)、佐川選手(同6人目)ら

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