過去最高の21隻 18年度県内クルーズ船寄港
2018年度中の和歌山県内へのクルーズ船寄港数が、過去最高の21隻(前年度比5隻増)に達する見通しとなっている。
県港湾空港振興課によると、船籍別の内訳は日本船社が10隻、外国船社が11隻。県内への寄港は、09年度に4隻だったのが13年度には2桁となる13隻にまで増加。14年度に減少したが、15年度以降は増加が続いており、16年度は13隻、17年度は16隻、本年度は20隻を超える見込みとなった。
寄港先は、新宮市の熱心なPR活動や「おもてなし」満足度の高さなどから新宮港が圧倒的に多く、本年度は18隻を予定。和歌山下津港が2隻、日高港が1隻となっている。
本年度寄港予定の船は、コスタ・ネオロマンチカ(5万7150㌧、定員1800人)が最大で、その他に飛鳥Ⅱ(5万142㌧)、ぱしふぃっくびいなす(2万6594㌧)などがある。
県は国主催の商談会への参加や、未寄港の外国船社誘致などに取り組んでおり、同課は「引き続き関係者と連携し、クルーズ船の誘致活動を進めていく」と話している。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 「重い判断」 二階氏衆院選不出馬表明で知事(03/26/2024)
- 最優秀賞に南村さんら ビジネスプラン審査(02/27/2024)
- 県政を前へ進める予算 議会開会で知事所信(02/23/2024)
- 市長、人口社会増に意欲 和歌山市議会開会(02/23/2024)
- 県内景況2カ月連続悪化 全国、近畿を下回る(02/22/2024)