心理的が最多46% 17年度県内児童虐待相談

和歌山県は、2017年度中に県内2児童相談所や各市町村に寄せられた児童虐待相談件数をまとめた。相談所への相談件数は前年度比19件増の1142件、市町村への件数は同比152件増の1314件となった。

県子ども未来課によると、児童相談所への相談は子ども・女性・障害者相談センター(中央児童相談所)が891件、紀南児童相談所が251件。虐待の種類別件数は、言葉による脅しなどの心理的虐待が最も多い526件(46%)、次いで身体的虐待の325件(28%)、ネグレクトの280件(25%)、性的虐待の11件(1%)の順番になっている。

虐待者別では実母が537件、実父が428件、実母以外の母親が8件、実父以外の父親が34件だった。

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