周遊コース追加 「水の国、わかやま。」新パンフ

 和歌山の豊かな自然を育む「水」を切り口に、和歌山の魅力を発信する県と県観光連盟の「水の国、わかやま。」キャンペーンのパンフレットが新しくなった。

 同キャンペーンは2016年7月21日から展開。3年目となる今回は、和歌山の「水」が持つ魅力を体験できるよう「水の国、ウォーク」「水の国、サイクリング」のテーマを設け、車での観光地巡りを含め、渓谷や滝、清流などの絶景スポットを周遊するコースを紹介している。

 県観光振興課によると、キャンペーンを通して集客力が弱かった地域にスポットを当てたところ、客数が増加。特にカヌーやシーカヤックなど水にまつわる体験メニューの利用者が増え、効果が表れてきているという。

 パンフレットでは、周遊コースを新たに追加。写真と文章に加え、所要時間や距離を記したお薦めルートを記載した。「水の国、ウォーク」では百間山渓谷と安川渓谷、古座川、滝の絶景など五つのトレッキングコースを紹介。「水の国、サイクリング」では和歌浦~紀の川サイクリングロードコースを取り上げた。

 また表紙や見開きに白浜町の水中写真家・内山りゅうさんによる美しい和歌山の水中写真を掲載。落差133㍍の那智の大滝や「平成の名水百選」にも選ばれた熊野川、北山村観光筏下りなども紹介している。

 関連イベントとして、9月上旬に東京都内、10月上旬に県内で、内山さんによるトークショーとガイドツアーを実施予定。県外に向けて魅力を発信する。

 パンフレットは京阪神・東海エリアの主要SAや県内の各市町村、各観光協会などに配置。希望者への郵送もしている。同課は「水の絶景ポイントが周遊しやすくなった。パンフレットを片手にぜひ巡ってほしい」と話している。問い合わせは同課(℡073・441・2775)。

リニューアルしたパンフレット

リニューアルしたパンフレット

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