安全と秩序守る 地検検事正着任の山本氏決意

 和歌山地検検事正に28日、前・東京地検立川支部長の山本幸博氏(53)が着任。同日、和歌山県和歌山市二番丁の地方検察庁で記者会見を開いた。

 山本検事正は「日々起こっている事件一つひとつに対し、真剣に向き合い法と証拠に基づいて適正に処理し社会の安全と法秩序を守っていきたい」と抱負を述べた。

 山本検事正は福岡県出身で早稲田大学法学部卒。「司法修習生時に検事の仕事を見て自分に合っていると感じたため、検事になった」ときっかけを話した。1991年に東京地検検事に初任。95年3月に起こったオウム真理教による地下鉄サリン事件の捜査にも従事した。関西圏への赴任は初めてといい、県の印象については「やわらかいイメージ。南の方の海がきれいと聞いたので楽しみにしている」と語った。

「和歌山はやわらかいイメージ」と山本検事正

「和歌山はやわらかいイメージ」と山本検事正

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