強さと優しさの県警に 檜垣新本部長が着任

 7月31日付で警察庁長官官房国家公安委員会会務官から和歌山県警本部長に着任した、檜垣重臣警視長(51)が3日、県警本部で記者会見を開き、「県民の期待と信頼に応える強さと優しさを兼ね備えた警察を確立したい。いろいろな人の話に耳を傾けながら本部長としての職責を果たしたい」と抱負を語った。

 和歌山県警の印象について、「多くの世間の注目を集めるような事件を解決してきた。非常に力のある警察」とし、和歌山県については「高野や熊野など世界遺産があり、歴史が長く自然豊かなところ。私的な面でも県内のいろいろな場所に行って和歌山を知って、暮らしを楽しみたい」と話した。

 檜垣本部長は愛知県出身で東京大学法学部を卒業後、1991年に警察庁に採用され、兵庫県警察本部警備部長や、内閣官房内閣参事官、警察庁刑事局捜査第二課長などを歴任している。

「強さと優しさを兼ね備えた警察を確立したい」と檜垣本部長

「強さと優しさを兼ね備えた警察を確立したい」と檜垣本部長

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