熱中症予防に 片男波給スイカステーション

「海と日本プロジェクトin和歌山県」は海の熱中症対策のため、水の代わりにスイカを配る「給スイカステーション」を18日、和歌山県和歌山市和歌浦南の片男波海水浴場に設置。訪れた海水浴客らがスイカを味わい水分補給をした。

海辺では海水浴などで体がぬれた状態のため、脱水症状に気付かず熱中症で緊急搬送される人が多い。そのためミネラルと水分の多いスイカを食べることで熱中症予防を呼び掛けるイベントで、全国の海水浴場で行われている。

砂浜に設置されたテントではカットしたスイカ330セットを用意。「熱中症予防のスイカを配布中です」と呼び掛けると、海で遊んでいた親子連れや砂浜でサッカーの練習をしていた中学生らがテントに集まった。スイカを受け取った人々は、設置された熱中症予防のパネルを見ながら早速一口かじっていた。

奈良県王寺町から訪れた田中湊眞君(7)は「甘くておいしい。スイカを食べたら一休みして、また海で遊びたい」と話していた。

熱中症を学びつつスイカを味わう海水浴客

熱中症を学びつつスイカを味わう海水浴客

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