東晟良アジア大会で銅メダル フェンシング

 第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)は3日目の20日、フェンシングの女子フルーレ個人戦が行われ、和歌山県立和歌山北高校出身の東晟良選手(19)=日本体育大学1年=が銅メダルを獲得した。

 19歳の誕生日を迎えたこの日、「金メダルが目標」とアジア最高峰の試合に臨んだ東選手は、1次リーグ4組を5戦全勝の1位で通過し、決勝トーナメントへ。準々決勝では宮脇花綸選手(21)=慶応大4年=との日本勢対決を15―7で制し、準決勝進出と銅メダル以上を確定させた。

 準決勝は前回女王の全希淑選手(韓国)と対戦。6月のアジア選手権で敗れた相手に雪辱を目指したが、9―15で及ばず、銅メダルにとどまった。

 東選手は和歌山北高3年時の昨年12月、全日本フェンシング選手権で女子初の高校生での優勝を飾った日本王者。今大会は23日の団体戦にも出場を予定しており、個人で果たせなかった金メダルに挑む。

東晟良選手

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