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模範老人たたえ演芸楽しむ　海南市敬老会

　２０１８年度海南市敬老会が１日、日方の市民交流センターで開かれた。２部制で行われ、午前は旧下津町地域から約２７０人、午後は旧海南市地域から約５００人が参加。模範老人を表彰し、童謡やものまねのショーを楽しみ、長寿を喜び合った。

　主催者の神出政巳市長は「皆さんがいつまでも安心して暮らせるよう、福祉の充実に努めます」とあいさつ。同市の高齢者の現状について、１００歳以上の人は５８人で、そのうち男性が６人、女性が５２人であること、県内最高齢者の１１１歳の女性が市内に住んでいることなどを紹介。客席からは感嘆の声が上がっていた。

　式典は、市老人クラブ連合会の下津喜久男会長のあいさつや、模範老人の表彰、小学生による「おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔の絵画」表彰と続いた。童謡・唱歌のさとうちえさん、民謡の進藤聖子さん、ものまねの田淵岩夫さんによるショーもあり、参加者を楽しませた。

　また、和歌山県ＰＲキャラクターのきいちゃんが登場し、県内で来年開催される「ねんりんピック紀の国わかやま２０１９」への積極的な参加を呼び掛けた。

　表彰されたのは次の皆さん。

　【模範老人】〔市長表彰〕坂口博之（加茂）▽森岡増吉（船尾）▽狹間乾（巽南部）▽山田皖司（南野上）〔市老人クラブ連合会会長表彰〕若林弘泰（大崎）▽東海禮子（塩津）▽杉田幸晴（巽南部）

　【おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔の絵画】〔市長賞〕冷水瑠輝（加茂川小６年）▽奥村こころ（日方小６年）〔市議会議長賞〕宮井優（加茂川小４年）▽髙倉ひまり（中野上小４年）〔市老人クラブ連合会会長賞〕東山莉子（加茂川小２年）▽小串咲奈（巽小１年）