見掛けたら通報を 指名手配の捜査強化月間

 11月の「指名手配被疑者捜査強化月間」に合わせ、和歌山県警刑事企画課と和歌山東、和歌山西、和歌山北の3署は7日、JR和歌山駅と南海和歌山市駅、同和歌山大学前駅の各駅前で、警察庁指定の重要指名手配容疑者らのポスターを掲示し、手配写真入りのポケットティッシュを配り、駅利用者らに情報提供を呼び掛けた。

 JR和歌山駅前では和歌山東署員と刑事企画課員の8人に加え、県警シンボルマスコットの「きしゅう君」が通勤、通学などの駅利用者に「よろしくお願いします」と呼び掛けながら、ポケットティッシュ約1500個を配布した。

 岡平(みのる)刑事企画課長は「一般の方の目は容疑者にとって脅威になる。警察だけでなく、県民の皆さんのご協力が不可欠。見掛けたらどんな小さな情報でもいいので通報してください」と呼び掛けていた。

 9月末時点の全国の指名手配容疑者は655人(重複など除く)、捜査重点容疑者は272人(同)で、警察庁指定重要指名手配が12人、都道府県警察指定重要指名手配が260人となっている。県内では今月6日時点の指名手配は8人(全員非公開手配)、捜査重点容疑者数は4人(同)となっている。

駅利用者に情報提供を呼び掛ける警察官ら

駅利用者に情報提供を呼び掛ける警察官ら

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