災害復旧費など58億円 12月県議会予算案

 和歌山県は26日、58億394万円を増額する2018年度一般会計補正予算案を発表した。12月3日開会の定例県議会に上程する。補正後の一般会計は5705億562万円となる。

 付議予定案件は補正予算案3件、条例案11件、その他議案26件、専決処分報告1件、委任専決報告7件など。

 補正予算案は、台風24号などで被害があった漁港施設の復旧や河川、海岸、港湾施設などの改良工事として、9事業で39億6594万円▽台風21号で被害を受けた農業者の営農再開支援として、農業用ハウスや果樹棚などの生産施設の復旧経費の一部補助に16億1126万円▽同台風被害による畜産業者の営農再開支援として、復旧経費の一部補助に4541万円▽台風被害を受けた林業事業者の事業再開支援として、復旧経費の一部補助に1億99万円▽宝塚医療大学和歌山保健医療学部(仮称)の施設整備を支援するための債務負担行為として2億円――などを計上している。

 条例案件は知事や副知事の給与その他の給付条例の一部改正や給料月額、宿日直手当の上限額を改定する条例など。

 12月議会の会期は3日開会、19日閉会の17日間。一般質問は10~13日、常任委員会は14日と17日に予定されている。

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