ドクターヘリ3県相互応援へ 1月1日開始

 和歌山県は来年1月1日から、三重県と奈良県の3県間でドクターヘリの相互応援を実施する。

 県は重篤患者の救命率向上や後遺症の軽減を図るため全国では7番目、関西ではいち早く、2003年1月からドクターヘリを運航。県のドクターヘリへの要請が重複した場合に備え、これまでに大阪府や徳島県と相互応援の協定を締結していた。

 16年4月1日には三重県と相互応援を開始。今回、応援体制の整った奈良県と3県間での締結に至り、セーフティーネットがより充実することになる。

 県の出動範囲は奈良県の全域と三重県の南西地域。三重県は和歌山、奈良県の一部、奈良県は和歌山県全域と三重県の一部となる。

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