放水披露で虹架かる 岩出市消防団出初め式

岩出市消防団の2019年出初め式が3日、西野の大宮緑地総合運動公園で行われ、消防団員による放水のパフォーマンスに多くの市民が拍手を送った。

式には消防団員約350人と消防車両27台が参加。中芝正幸市長や県議、市議らも出席した。村山嘉伸団長は「自分たちが住むまちは自分たちで守るんだという意識を持ち、消防活動に取り組んでください」と団員に呼び掛けた。

団員たちは紀の川の岩出橋右岸下流に移動し、河原に並んだ消防車両にホースをつなぐと、紀の川から水をくみ上げ、運動公園の方向に向け約15分間、放水を披露した。穏やかな日差しの中、放水中に虹も架かった。

初めて訪れたという市内の会社員の女性(46)は「近くで放水を見られて良かった。迫力があり、すごいと思いました」と話していた。

式典会場ではこの他、永年勤続20年、17年の消防団員計14人への表彰も行われた。表彰されたのは次の皆さん。

【勤続20年】上田泰数▽佐伯泰司▽岩田之彰▽出口真巨▽室谷好寛▽福田至孝▽今井雅人▽小倉芳樹▽松穂文人

【勤続17年】榎本実▽亀田忠志▽山崎慎吾▽辻本佳生▽土橋貴文

放水では虹も出現した

放水では虹も出現した

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