IR24年度開業目指す 県が19年度に2億円
和歌山県和歌山市の和歌山マリーナシティを候補地に県が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)で、県は2024年度の開業を目指す。19年度予算案に約2億円の関連予算を計上する方針。
IRの開業は実施法により、全国で最大3カ所とされている。政府のIR基本方針はことし8月ごろに発表される予定で、県は発表を受け、実施方針の策定や事業者の公募・選定を行い、区域整備計画を作成する。
計上する約2億円の関連予算は、そのプロセスの一環として金融や法律の専門家に知見を求め、都市計画比較検証などを外部に委託する調査費用となる。
候補地のマリーナシティ周辺はインフラや関連のレジャー施設がすでに整備されている環境だが、国の申請スケジュールのプロセスに沿って進めると、開業は最短で24年度になる見通し。
仁坂吉伸知事は29日の定例記者会見で「和歌山のIRは今すぐ造れるが、問題は政府の準備。カジノ管理委員会などが明らかにならないと手続きに入れない」と説明した。
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