農林漁業のリーダー 18年度県が80人を認定
県内の農林漁業を中核的に担い、地域振興のリーダーとして活躍している人たちを県が「農業士」「林業士」「漁業士」に認定する2018年度の認定式が29日、和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で行われ、80人に認定証が交付された。また長年にわたる活躍をたたえる知事感謝状の贈呈もあった。
農業士は1976年度、漁業士は86年度、林業士は2016年度に知事が認定する制度として創設。今回の認定者の内訳は指導農業士(65歳まで)17人、地域農業士(60歳まで)28人、青年農業士(40歳まで)21人、指導林業士(65歳まで)4人、青年林業士(40歳まで)4人、指導漁業士(65歳まで)5人、青年漁業士(40歳まで)1人。
認定式で仁坂吉伸知事は、各代表者に認定証を交付し「農林水産業は基幹産業として大変重要。指導的な立場で盛り立ててください」とあいさつ。認定者を代表し、海南市の指導農業士、藤坂奉子さんが「栄えある認定を契機として、より一層努力する」と述べた。
本紙エリアの感謝状と新規認定者は次の皆さん。
【知事感謝状】〔指導農業士〕北田多賀男(紀の川市)▽樫葉幸生(同)
【新規認定者】〔指導農業士〕藤坂奉子(海南市)▽森下友博(紀の川市)▽西夕起男(同)〔地域農業士〕前阪喜之(紀の川市)▽太田浩司(岩出市)▽大西貴富(同)▽西浦充生(紀美野町)〔青年農業士〕中村友泰(岩出市)〔青年林業士〕絵戸聡一郎(岩出市)〔指導漁業士〕岩橋篤宏(和歌山市)
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