平均倍率最低の0・93倍 公立高校出願状況
和歌山県教育委員会は25日、2019年度公立高校入試の一般出願状況を発表した。
全日制(29校4分校62学科)は入学者枠数6518人に対し6080人(うちスポーツ推薦111人)が出願。平均倍率は0・93倍で、一般入試になった09年度以降最低となった。
今回は桐蔭で数理科学科の募集停止に伴い2学級、那賀、箕島、紀央館の普通科で各1学級減少し、和歌山北の北校舎普通科で1学級、桐蔭普通科で2学級増設して計2学級減。19校4分校33学科で定員割れしている。
普通科の出願倍率は那賀と向陽がトップの1・16倍。続いて紀央館1・12倍▽笠田1・10倍▽粉河・耐久1・08倍▽星林1・07倍――の順となった。
専門・総合学科は、和歌山工業の創造技術が1・68倍でトップ。次いで同校の土木1・45倍▽笠田の総合ビジネス1・43倍▽同校の情報処理1・25倍▽和工の建築1・24倍――の順となっている。
県立定時制(9校11学科)は枠数575人に対し185人が出願。倍率は0・32倍。市立全日制(2校5学科)は380人の枠に299人(うちスポーツ推薦12人)が出願し倍率0・79倍。市立定時制(1校2学科)は枠数80人に15人が出願し倍率は0・19倍。
本出願は3月4・5日に受け付け。学力検査は11日、面接・実技検査などは12日に実施し、合格発表は19日午前10時に行う。
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