現場第一、小さな声を聞く力 「亥年の決戦」の連続勝利へ

浮島 智子

1月28日、第198通常国会が召集されました。会期は6月26日までの150日間となります。
ことしは、公明党結党55年の節目を迎えます。30年続いた平成の元号が改められ、新しい時代の幕開けとなりますが私たち公明党は、いかなる時代でも「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党精神を貫いてまいります。新年の和歌山放送さんの和歌山県関係国会議員新春座談会で、私は、ことしのキーワードを「現場第一、小さな声を聞く力」と書かせていただきました。ことし早々、その小さな声を聞くことができなかった悲しい事件が、1月に千葉県野田市で起こりました。小学校4年生の女児虐待死事件です。文部科学省と致しましては今回の事案における学校、教育委員会等の対応について緊急に課題の検証を行い、再発防止策を検討するため、私を主査とする「千葉県野田市における小学4年生死亡事案に関するタスクフォース」を設置。2月8日午後には、私は、千葉県野田市役所を訪問し、事件について、鈴木有野田市長、佐藤裕野田市教育長をはじめとする関係者の方々から、児童相談所と学校の連携の状況などについて、時系列での詳細な説明を聴取致しました。私からは、野田市に対し、①子どもたちの心のケアに十分配慮すること。②正確な事実の解明を行うこと。③学校や教育委員会をはじめ対応不十分な点がなかったか総点検すること。④再発防止策の検討に当たって関係機関ともしっかり連携して行うこと、を指摘。13日には、省内で私を主査とするタスクフォースの第1回の会合を開催し、原因究明及び、課題の検証、具体的な再発防止策を検討するとともに、虐待が疑われるケースについて、速やかに緊急点検を実施する等、議論を行いました。
1月27日、和歌山市和歌浦の和歌の浦アート・キューブで「ニッポンたからものプロジェクト~日本遺産×LiveArt~」が行われました。これは、2020年東京大会をきっかけに「日本遺産を再発見しよう!」というテーマで、日本遺産で開催されるプロジェクトです。個性豊かな地域文化「日本遺産」と、日本の多彩な芸能「LiveArt」を掛け合わせて、まだ気づいていない魅力的な地域文化や伝統芸能にふれるプロジェクトです。今回は、2017年に、日本遺産に認定されました「絶景の宝庫・和歌の浦」を舞台に、各時代の貴人や文化人も惚れ込んだこの景勝地で和歌祭から「御船歌」や日本舞踊、落語等々厳かに披露されました。素晴らしい催しとなりました。
ことしは和歌山の私の大先輩であります坂井弘一元代議士が和歌山で初めて衆議院の魂の一議席を獲得してから50年という大きな節目の年となります。公明党和歌山県本部と致しましてはことし1月の御坊市議会議員選挙の大勝利に引き続いて4月の統一地方選挙、那智勝浦町、有田市の市町議員選挙、そして7月の参議院議員選挙と連続勝利を目指して断固戦ってまいります。特にことしは12年に一度、統一地方選、参院選が相次いで行われる「亥年の決戦」です。私も先頭に立って走り抜いてまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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