着物を生かし「甦りの雛」 かじか荘で展示
着る機会の少なくなった着物を利用して手作りした愛らしいひな人形や小物が並ぶ「甦(よみがえ)りの雛(ひな)美な展」が、和歌山県紀美野町菅沢のかじか荘で開かれている。伝統柄を生かした趣のある作品の数々に、来場者は目を細めている。3月3日まで。
同町小川地区公民館で活動しているサークル「リサイクルアート」のメンバー9人が、木内十美子さんを講師に丹精込めて制作した作品が並び、今回で5回目の開催となった。
豪華な着物やかんざしを身に着けた「福姫」や、愛らしい表情の鬼、えとのイノシシの置物やタペストリーなどがあり、会場はみやびで華やかな雰囲気に包まれている。
展示会の5周年を記念し、手作り作品や同施設の入浴券が当たる抽選会も実施中。会場の申し込み箱に所定の用紙を投函して参加する。抽選発表は24日。当日午前10時~午後3時には「てんとう虫巾着」を作るワークショップも開く。参加費は300円。
展示は入場無料。午前11時~午後8時。問い合わせは同施設(℡073・498・0102)。
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