美しいバレエに感動 指導者ら高齢者と交流
パールバレエスクール(和歌山県岩出市清水、岩田珠季主宰)のインストラクター4人が21日、紀の川市桃山町市場の岡整形外科を訪れ、同外科のデイケアを利用している高齢者にバレエを披露した。
同スクールはバレエを鑑賞する機会が少ない人にバレエの魅力を伝えようと、県内各地の特別支援学校や福祉施設などへ年数回出向いている。同外科への訪問は初めて。
インストラクターらは80~90代の利用者9人を前に、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の音楽に乗って、パッセやアラベスクなどの優雅な踊りを約5分間披露。利用者らは演技の美しさに何度も「すごいなぁ」と声を上げていた。
踊った後は一緒に記念撮影し、インストラクターらは利用者一人ひとりと握手。「ありがとう。また来てね」と声を掛けられたインストラクターらは「ありがとうございます」と、笑顔を見せていた。
鑑賞した桃山町の橋本哲さん(83)は「バレエを生で見るのは初めて。見ていてとても格好良かったです」と話していた。
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