大阪場所に向け決意 春日野部屋が知事訪問
大阪府のエディオンアリーナ大阪で開催される大相撲三月場所(大阪場所、3月10~24日)を前に、和歌山県海南市出身の春日野清隆親方と御坊市出身の岩友守親方、ジョージア出身の大関・栃ノ心関が25日、県庁に仁坂吉伸知事を訪れた。
元関脇の春日野親方は、現役時代に栃乃和歌として活躍し、引退後、春日野部屋を継承。元木村山の岩友親方は前頭七枚目を最高位に、引退後は同部屋付き親方となった。
栃ノ心関は、前頭三枚目として臨んだ昨年の一月場所で幕内優勝力士となり、大関に昇進した。ことし1月の初場所では右太もも肉離れの影響で、5日目に休場届を提出。本場所は昨年の秋場所以来、2度目のかど番となる。
毎年、大阪場所を前に表敬訪問しており、仁坂知事は「ものすごく期待している。一生懸命応援したい」と激励。春日野親方は「大阪場所は愛着がある。県民の皆さんが喜んでもらえるよう、うちの力士たちが活躍してくれるのを望む」と述べた。
栃ノ心関は2月からリハビリを開始。「だいぶ良くなった」とけがの状態を説明し、「残り2週間で力をつけ、しっかり頑張りたい」と意気込みを語った。
県は昨年、三月場所の幕内優勝力士に知事賞を贈呈。ことしも賞状や賞金50万円、優勝杯などの贈呈を予定している。
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