スタバとコラボで学習発表 付属小がカフェ
和歌山大学付属小学校(今村律子校長)の児童が学習成果を発表する「ちいきっずカフェ」が7日、10日で閉鎖が決まっている和歌山県和歌山市のまちなか交流スペース「みんなの学校」で開かれた。
今回はスターバックスコーヒーとコラボレーションし、参加者はコーヒーの香りに包まれながら発表を聞いた。
プラスチックとごみ問題の学習でスターバックスが4年A組の授業で自社の取り組みを紹介したことをきっかけに、同社が地域活動の一環として出張店舗を構えることとなった。今回は4年A組と複式学級の5・6年F組が発表。児童はカップに「来てくれてありがとう」とメッセージを書き、訪れた保護者らにコーヒーを配った。
4年生は1年間学んだ津波災害、ごみ問題、ふるさと和歌山学習大賞を受賞した加太の鯛についてそれぞれ発表。ごみ問題の発表では、スターバックスが実際に取り組んでいるコーヒー豆かすのリサイクルや、2020年までにプラスチックストローを廃止にする取り組みなどを紹介した。
5・6年F組は和歌山城をPR。劇を通して天守閣や御橋廊下、動物園などの魅力を伝えた。
4年生の瀬田絢菜さん(10)は「コーヒーのカップには、来てくれた感謝を込めてメッセージを書いた。発表を聞いて、課題を少しでも分かってもらえたらうれしい」と話していた。
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