一つでも多く勝利を 市立和歌山で壮行式

23日に開幕する第91回選抜高校野球大会に出場する市立和歌山高校野球部ナインを激励しようと8日、和歌山県和歌山市六十谷の同校体育館で壮行会が開かれ、生徒や職員、保護者ら約550人が参加した。

選手は吹奏楽部が演奏する中を行進して入場。勝本泰弘校長は「県を代表する栄誉と期待を背負い、市高らしく粘り強い全員野球を見せてほしい」とあいさつ。尾花正啓市長は「大変誇りに思う。甲子園という大舞台でこれまでの努力を精いっぱい出し、思い切ったプレーで堂々と戦ってほしい」とエールを送った。

全校生徒を代表し生徒会副会長の山本胡桃さん(2年)が「自分のことのようにうれしく誇りに思う。自分たちの力と練習を共にした仲間を信じ、その成果を存分に発揮して悔いのないように戦ってきてください」と激励。野球部代表として米田航輝主将が「甲子園では一つでも多く勝ち、皆さんの期待に応えられるように頑張りますので応援よろしくお願いします」と甲子園での躍動を誓った。

その後、バトン部が新曲「Next31」を含む7曲を応援演技。Next31は「次の打者につなげる」「平成から次へ」という意味合いが込められたアップテンポな曲で、選手の活躍を祈った。

活躍が期待される市高ナイン

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