オークワを「くるみん」認定 子育て環境整備

子育てしやすい職場環境づくりに取り組む「子育てサポート(くるみん認定)企業」に㈱オークワ(本社=和歌山県和歌山市中島、神吉康成社長)が認定され、15日に黒田の和歌山労働局で認定通知書の交付式が行われた。

「次世代育成支援対策推進法」に基づく認定制度で、女性の育休取得率75%以上や、月平均60時間以上の法定時間外労働の労働者がいないことなどが基準となる。県内では16社目の認定企業となった。

オークワは2014年~18年の行動計画において、女性の育休取得率が106%、年2回の5連続休暇は18年度上半期に950人、下半期854人が取得。子どもが小学3年生まで短時間勤務、時間外労働の免除制度の運用といった支援も評価された。

松淵厚樹局長は「5連休の取得など取り組みの実績は素晴らしい。県内企業のリーディングカンパニーとして引っ張ってもらいたい」と取り組みをたたえた。神吉社長は「お客さま第一主義と従業員の満足度向上のためにも、認定いただけるのは名誉なこと。企業を取り巻く環境は変わり、変化に合わせていくのが使命なのかもしれない。これからも一層努力していきたい」と話した。

通知書を手に神吉代表(中央右)と松淵局長(中央左)

通知書を手に神吉代表(中央右)と松淵局長(中央左)

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