雨に響いた喜びの声 県内公立高で合格発表

2019年度公立高校入試の合格発表が19日、県内の各校で行われた。

和歌山県立向陽高校(和歌山市太田、土肥二郎校長)では、合格発表の午前10時前から小雨の中、受験生らが集まった。

合格者の番号が一斉に掲示されると、受験生は掲示板の前に駆け寄って自分の受験番号を探した。人や傘の間から自分の番号を見つけると不安げな顔は笑顔に変わり、一緒にいた友人や家族と抱き合ったり涙を流したりしながら喜びを分かち合っていた。

木村達記君(15)は「1週間前に受験を終えてから、中学校で頑張ったことを出し切れたと思っていた。合格できてうれしいけど、まだ実感が湧かない」とうれしそうに語った。

追募集を行う学校・学科は県庁南別館と県教育委員会ホームページで公表する。出願は25日までで、学力検査は27日、合格発表は29日に行う。

雨の中、掲示板に番号を見つけ喜ぶ受験生ら

雨の中、掲示板に番号を見つけ喜ぶ受験生ら

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