情熱込めた意欲作 10日まで名草写友クラブ
名草写友クラブ(田中和已会長)の第24回展が10日まで、和歌山県和歌山市宇須のギャラリー花畑で開かれている。
名草地区に住むメンバーを中心に結成されたグループで、講師を務める花畑重靖さんと会員10人が組写真を含め40点を出品。自然風景や近代造形、街、歳時記、スナップなどで、県展の入賞・入選、マスターズへの出品作も並ぶ。
作品は、下から仰ぎ見る大胆な構図で捉えた光線や曲線の美しい都会の造形、和歌浦の朝日を浴びて飛び立つ水鳥、街の一こまを窓枠のように印象的に切り撮ったものなど。
沖縄で由布島と西表島の間を渡る水牛車を写した鍋嶋良一さん(79)は「年齢を重ねても写真への情熱は尽きません。良い仲間で刺激を受けますね」とにっこり。
街角のユニークなスナップを写した北野章次さん(87)は「ジャンルもさまざま。意欲のあるメンバーで、個人の持ち味が出た作品を楽しんでもらいたいです」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同ギャラリー(℡073・435・3615)。
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